peace2のブログ

韓国ニュースを中心に紹介しています。

日韓海底トンネル、堅く閉じられた両国の経済関係打開する鍵

韓国・京仁総合日報(2019-09-08)


日韓海底トンネル、堅く閉じられた両国の経済関係打開する鍵



日韓海底トンネル計画/世界平和統一家庭連合提供


【京総合日報ユンサンミョン記者]韓日海底トンネル、堅く閉じられた両国の経済関係打開する鍵



去る7月、日本は、半導体などの各種産業核心素材の韓国の輸出規制と輸出手続きについて簡素化を提供していた「ホワイトリスト」の国で韓国を排除し、経済戦争を始めたことについて一ヶ月後、韓国は韓日軍事情報保護協定(GSOMIA)破棄を宣言し、両国が深刻な葛藤を経験している状況である。


過去慰安婦、強制徴用など歴史問題から始めて、竹島領有権紛争に続いていた両国の葛藤が、今回の輸出規制で日本が先にナイフを取り出した。これ韓国がWTO提訴に続く国民の自発的、日本ボイコットに続き軍事協定破棄という強硬対応に対抗対立が長期局面に入っ者との懸念も出ている。


しかし、両国は地理的に最近隣諸国であり、北東アジアでの地位などを考慮すると、このような葛藤の長期化は、両国ともに良くないこれを政治的に利用しようとするのは、その被害を国民にすべて転嫁するものである。たわらはいくつか挙げて越えられる無条件排斥と対立ではなく、外交と対話を通じた合意点模索が賢明な対応というのは、日韓両国の知識人以下多数の国民も同感している状況である。


この時点では、過去1981年の国際科学統一会議で発表された日韓海底トンネルが両国関係改善の鍵になるという意見が一部で提起されている。


1981年の第10回国際科学統一会議で文総裁が初めて韓日海底トンネルの必要性について公式に宣言した。/世界の平和統一家庭連合提供


日韓海底トンネル、文鮮明・韓鶴子総裁がICUSで提唱


1981年11月10日、文鮮明・韓鶴子総裁は、ソウルで開催された第10回国際科学統一会議(ICUS)で、全世界のノーベル賞受賞者をはじめ、各分野の学者ら合計720人が参加した中で「中国から韓国を通じて日本に至るアジアの平和高速道路を建設して、全世界に通じる自由権の平和高速道路を建設するものである。中国大陸と韓半島を縦断して、トンネルや、あるいは鉄橋で、日本列島に接続して、日本を縦断する自由を保障される国際平和高速道路圏を言うものである。もしこれが建設された場合、アジア3カ国は、文字通り平和高速道路に接続されて一体化されることがある」とし、「国際ハイウェイ・日韓トンネル構想」を正式に初めて発表した。


国際ハイウェイは、北東アジア国家間の人、モノ、資本、サービスの自由な移動の時代を開いて経済共同体の構築を通じて平和と安全を成し遂げようという趣旨で出発した。その一環として、「日韓海底トンネル」プロジェクトは、文鮮明・韓鶴子総裁のビジョンに基づいて、1982年4月に日本で国際ハイウェイ建設事業団が発足され、1983年5月、日本北海道大学佐々保雄名誉教授を中心に「日韓トンネル研究会」が設立された。その年の7月には、日本、九州佐賀県唐津(唐津)とイキ(壹岐)、対馬の陸上部と海域部の調査を開始した。そして1986年10月佐賀県唐津市名護屋で第1次調査のためのパイロットトンネル工事を開始した。日本側は、地上と海洋、航空地形調査を実施しており、トンネル区間に沿って、環境疫学調査も並行した。そして唐津で韓日トンネル探査のための掘削工事を進行した。現在海の下で547mまで掘削した状態であり、現在も地質調査が続いている。韓国でも1986年「韓日海底トンネル研究会」を設立した後、1988年10月巨済島一帯の5つの地域での掘削調査を行った。


技術的な問題は、大きな問題がないことが、両国の技術者の共通した意見である。日本の海底トンネルの建設技術は、1964年青函海底トンネルを掘る時から確保され、世界最高水準と見ることができる。1986年英仏海底トンネル着工時も、日本側関係者が技術コンサルタントとして参加した。韓日海底トンネルは海底区間のみ150㎞に達し、最も深いところは水深が最大220mに及ぶことを考慮すると、これまでに開発された海底トンネル掘削工法がすべて動員される予定である。


1990年5月、盧泰愚大統領が日韓海底トンネルの必要性に言及した後、金大中(1999年9月)、盧武鉉(2003年2月)大統領も海底トンネルについて肯定的意思を表明した。李明博政権時代も海底トンネルは検討することができるという立場だった。国政監査で海底トンネルの妥当性かどうかを問うハンナラ党ギムジョングォン議員(慶南ギムヘガプ)の質問にジョンジョンギル前大統領室長は「韓日海底トンネルの予備妥当性調査をする用意があり積極的に検討する」と答えたりした。


韓日海底トンネル完成予想図/世界平和統一家庭連合提供


日本政府は、2000年に森喜朗(森喜郞)当時首相がアジア・欧州首脳会議(ASEM)に出席するため訪韓したなかで韓日海底トンネルの建設を公式提案したこともあり、また、2003年に、日本の自民党は、韓日海底トンネル建設を、100年の間に成し遂げなければとする3大国家の課題として選定した。


文鮮明・韓鶴子総裁は、2008年1月18日、国土海洋部に公益法人である世界平和トンネル財団を登録した。同財団は、各界を糾合、韓日トンネルとベーリング海峡プロジェクトの実現のための推進体に「ベーリング海峡平和フォーラム」と「日韓トンネルフォーラム」を発足させ、学術研究や広報など様々な活動を展開している。多数の人々が韓日海底トンネルは、南北関係の改善効果もあると見ている。中国の横断鉄道(TCR)、シベリア横断鉄道(TSR)との連携を考慮すれば、北朝鮮の開放と協力も早めるだろう。文鮮明・韓鶴子総裁が推進する世界平和のための国際平和高速道路の一環である韓日海底トンネルは、日韓間の道路交通網を建設という次元を超えて、南北統一と北東アジア時代の新秩序再編がビジョンを提示するという次元で注目をされている。


歴史的な日韓関係を克服し、両国間の愛の架け橋をつなぐ平和トンネルが建設されれば真の平和が期待される。韓国と日本が結束すれば、太平洋の島嶼国帝国軍の協力も期待される。その際、問題となるのは、国境・人種・民族・思想などの対立である。その壁を越えて平和的な関係になるように導かなければならない。ドーバー海峡の英仏トンネルは英国とフランス両国の首脳会談で合意され、4年後に穴を開けた。英国とフランスのトンネルが貫通した直後、欧州連合(EU)が誕生した。EUの誕生にノービザで往来が可能になった。通貨もユーロに統合された。


同様に、日韓トンネルが貫通すると、東アジア共同体とアジア共同体形成の可能性が現実化することができる。さらに共通通貨も誕生するだろう。東アジア共同体だけで世界一の経済圏となり、アジア全体でされると、より大きな経済圏となり、これらの利点は、世界に拡張していくものである。


韓鶴子総裁トンネル視察記念テープカット(2016年11月14日)/世界平和統一家庭連合提供


2016年11月14日、日本佐賀県唐津市にある韓日海底トンネル現場で北東アジアの平和のための韓日海底トンネル抗30周年記念行事を行った。1981年11月10日に文鮮明・韓鶴子総裁が第10回国際科学統一会議(ICUS)で「国際ハイウェイ・韓日トンネル構想」を発表して以来、1986年11月10日、佐賀県唐津で開催された韓日海底トンネルの起工式の30周年を記念したものである。


この日の行事は、韓鶴子総裁祝祷、記念のテープカット、トンネル視察、展望台観望、記念植樹などが行われ、韓日海底トンネルの現場を最初訪問韓鶴子総裁をはじめ、200人余りの韓日関係の代表者が出席した。韓鶴子総裁は祝祷で「歴史的に韓国と日本は、父母の国として人類の前に責任を果たさなければならない」とし、「韓日海底トンネルを通って、今日の世界では、表示される暗澹たる現実を希望に変えていかなければならない」としながら、今後の韓日海底トンネルを積極的に推進していくことを強調した。


日本の佐賀県唐津の韓日海底トンネル調査斜坑現場/世界平和統一家庭連合提供


一方、韓日海底トンネルの最初の出発点になった唐津調査斜坑は想定ルートの調査活動と並行して、佐賀県鎮西町(鎮西町、現・唐津市)では、調査斜坑建設が開始され、1986年10月に唐津で起工式が行われ、高さ5.5m、幅6mの調査斜坑掘削が本格的に始まった。以後斜坑掘削計画は、第4期(610-810m)、第5期(810-1010m)、第6期(1010-1210m)として斜坑の長さ1200m、総予算40億円で予定されている。


以降海底トンネルの再開を知らせる対馬調査斜坑は2014年5月には、対馬西海岸のアレ(阿連)斜坑シャフト工事が開始され、詳細測定が行われた。斜坑は唐津のように4分の1勾配(4m進むと1m下げる角度)、直径約6mで1,300mまで掘削し、その斜坑底から水平坑(先進もギャング)を1,700m掘削する予定である。ちょうどその位置が対馬の西水道(西水道)・大変層の対馬側最先端に対応するために、1,000m水平ボーリングをして堆積している米固結層のコアを回収および分析して、新規堆積層の強度を確認する計画である。




にほんブログ村 ニュースブログ 海外ニュースへ
にほんブログ村 ニュースブログ 海外ニュースへ

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 家庭連合へ
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 家庭連合へ







韓国のテレビ局が報じたニュース「日韓海底トンネル、今度は通るのか?」(日本語字幕付)