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「愛勝日」宣布、イサクさんの個人的経歴とは無関係!!


----->引用開始


tomy3974さん、記事を読んでくださいましてありがとうございます。


「イサクさん、米国で聞いた話を出しては果たして何が言いたいのですか?」
という質問ですが、


・・そうですねぇ
普通であれば・・ ”どちらを信じるべきか” という二者択一の問いかけには
なっているとは思いますが・・
  ?・・興進二ムが加害者なのか。
  ?・・それとも興進二ムは被害者だったのか。 と。


ですが、ご指摘のように私の言いたいことは他にあります。
 (それに事故の真相は当事者が語らない限り憶測にしかすぎませんし、
  当事者の方はすでに亡くなられているのですから
  今更昔の話を蒸し返しても・・でしょう。)


-----<引用終わり


前回の私に対しての返答ということでしょうが、イサクさんの米国での又聞き情報に何ら信ぴょう性がありませんし、イサクさんの個人的経歴にも関心はありません。二者択一といってもそれは人間的なものであって、天がどのようにご覧になられたかが重要であることを私から提起していました。
前回記事は「イサクさん、「愛勝日」に日米の違い? - peace2のブログ」ということで「愛勝日」に日米の違いがあるのかどうなのかが議論の中心でした。ここに人間的な「被害者か? 加害者か?」というような二者択一があったでしょうか。


ありませんでした!!


文興進様が交通事故に遭われたのが1983年12月末、昇和(聖和)されたのは翌年の1月2日でした。その翌日の3日午前4時に真の父母様が「愛勝日」を宣布されていました。
「愛勝日」宣布のときのみ言(みことば)です。



四十年摂理路程と「愛勝日」の宣布
    ― 文興進様の昇和の意義 ー


1984年1月3日
ベルヴェディア


 世界転換の時


 あなたたちは、ここアメリカに長い間いながらも、お母様の話を聞くのは初めてですね。(「はい」)。それは、歴史的な出来事です。皆様が知っているように、一九八三年を中心に先生は全世界に全体動員を命令しました。それで、三月に先生はIOWCを結成して今、全国的な活動を推進しています。


 第二次大戦以後、韓国で先生がこの道を出発した四〇年摂理期間において、一九八三年から一九八五年までの最後の三年間の最初の年が一九八三年でありました。「この三年期間において世界は転換しなければならない」というのが摂理観であります。では、何を中心として転換するのか? イエス様はこの地上において、今から二〇〇〇年前にローマ帝国を中心とした世界的版図において、歴史的な転換点をつくらなければならなかったのです。国家的基盤を中心として、その次は世界と連結されて転換しなければならないということは、イエス時代も今の時代も同様であります。国家的基盤を中心として転換するのです。ユダヤ教とユダヤの国を中心としてローマを転換させるべきでした。しかし、それが失敗してしまったのです。


 それで、韓国の摂理からみるとき、解放された第二次大戦直後に先生は公的路程を出発していました。その時、既成教会が受け入れて一体となっていたなら、既にその時から、アメリカと勝利した自由世界を中心として、信じられないような世界的規模の摂理が台頭し始めていたはずであり、キリスト教最高の文明圏を中心として、今日世界の頂上へと直ちに上がることができたのです。


 そのようになったならば、アメリカのキリスト教が直ちに連結され、ローマ帝国が太陽神、自然神を信じていたそのような時代と異なり、これはキリスト教文化、即ち共同文化体制となるので、国家的統一にただちに連結されるはずでありました。


 では、キリスト教は何かといえば、東洋の韓国に入ってきているが、キリスト教文化圏は東洋と西洋とアメリカと完全に連結されているのです。このように連結されているものはひとつしかないのです。しかし、キリスト教文化圏には東洋の思想を吸収する道がないのであり、東洋の思想ではキリスト教文化圏を吸収する道がないのです。統一思想を中心として、統一教会の原理を中心として、はじめてこれがただちに連結されるのです。


 これをひとつのカイン・アベルとしてみるならば、その時、西欧社会においては、キリスト教文化圏はアベル的立場において東洋を救ってあげなければならなかったのです。ここにカイン・アベルがひとつになれる文化圏、東洋・西洋の文化圏をひとつに連結させなければならない天的意義があるのです。それがなされていたならば、今日統一教会は四〇年の受難の道、四〇年という期間が必要なく、その時から勝利的に七年間経過すれば、キリスト教文化圏を消化することができたのであります。今日のいわゆる統一教会の迫害とか“ムーニー”とかさまざまな歴史の曲折を残すこともなかったでしょう。


 このようにみるとき、こうした立場から生まれた先生一人を中心として、神様はどんなことがあってもこれをなしてほしいと願われるし、サタンはどんなことがあってもこれを破ろうとするこの二つの岐路に立っているのです。では、先生の側に立つことのできる人たちはどのような人たちなのか? それはアベルと天使長です。天使長圏というのは霊界全体、アベル圏としてはキリスト教文化圏であります。


 そこで、キリスト教はどうだったかと言えば、神の摂理的意味を知らずに右往左往していたのです。では、霊界から命令をしてやるべきか? キリスト教自体、アベル自体がカイン圏を収拾すべき責任があります。そのような立場からすると、韓国を中心としてみるときにはそれが可能であります。アベルが韓国、つまり東洋を代表したカイン圏をコントロールするのです。


 一九四五年当時、アメリカを中心としたキリスト教文化圏が、韓民族に大きな影響力をもっていました。形状的蘇生段階において、カインとアベルが民族的レベルでひとつになっていました。外的意味では、米国キリスト教を代表していた米軍がアベルの立場で、カインの立場にあった韓国を治めようとしていたのです。だから、形態からみた国家的な基準においては、カインとアベルがひとつであります。しかし、内的、宗教的な面からみれば誰がカインであるかといえば、キリスト教がカインであり、統一教会がアベルの位置にあります。これがひとつにならなければなりませんでした。ですから、キリスト教が統一教会を受け入れさえすれば、すべてが動き出すはずだったのです。キリスト教が統一教会を支持するようになれば、これは完全にひとつになるのです。わかりました?


 監獄からの出発


 ところが、キリスト教が統一教会に反対したのです。先生に反対したのです。反対した立場から完全にサタンの立場に立ったのです。キリスト教が統一教会に反対した時、初めは韓国政府は統一教会の側に立っていたのであります。しかし、当時サタン的になってしまっていたキリスト教会の悪らつな先生への攻撃により、統一教会反対にまわってしまったのです。それは何故かといえば、韓国政府はキリスト教会の強い影響下にあったからです。このようになることによって、共産主義が完全に浸透し、完全に定着するようになって、世界的なサタンが奮起するようになったのです。


 それは国内の内的キリスト教文化圏もそうであり、外的にもそうであるので、完全にサタン圏内に入ってしまいました。こうしてあらゆるものが、先生に反対するようになったのです。キリスト教が怨讐となり、キリスト教サタン圏と共産圏サタン圏がひとつになって、それにさらにユダヤ教、全宗教を動員して打とうとし、全人類を動員して打つし、全共産主義を動員して先生一人を亡き者にしようとするのであります。それで、先生は行くところがなかったのです。「狐には穴があり、空の鳥には巣があるのに、しかし、人の子には枕するところがない」と聖書に言われたその道を行くのです。


 先生は本来苦難を受けるために生まれてきたのではなく、高貴な立場で生まれた人なのです。本来、歴史的な基盤が先生のために整えられていたはずなのに、それが全部破られたので、それがくずれるようになったときには、その基盤を代わりにつくることなしには生きる道がないのです。キリスト教の目的は再臨主が立つ基盤をつくることにあるにもかかわらず、キリスト教が先生に反対したので、再臨主が立つ基盤がすべてくずれてしまったのです。そのため先生は一から建て直しを始めなければならなかったのです。先生はサタン世界の絶頂にまで追いやられました。誰も味方する者もなく、立つべき地もなく、自らの基台を最低の状態から再建しなければならなかったのです。それで、先生は国を捨てて、キリスト教と血みどろな闘いをし、解放後のすべてを捨てて北韓の共産世界に入っていったのであります。監獄に入って、イエスの公生涯と同じ二年八カ月を過ごしました。その獄中でイエスが失った弟子たちを探し求めてもどってこなければならなかったのです。逆の道をたどってくるのであります。


 イエスが果たせなかったことを世界的な基準に連結させて、イエス様とまったく同じ立場に立つのです。その二年八カ月の苦役の後、国連軍により解放されました。これは意味のあることで、全世界が蕩減を払い先生を守護したということになるのです。


 国家的迫害を越えて


 解放後、先生は南に行き、二年八カ月の蕩減路程で造った基台の上に、新しい運動、統一教会を出発するのであります。キリスト教が出発するのではありません。先生が蕩減条件を立てた瞬間から、新しいキリスト教文化圏として、キリスト教が失敗した立場を更新するための基盤造成のために出発したのが統一教会であります。十二弟子を訪ねて行って蕩減することによって、初めて南の地に入ることができ、それで神の前に弟子たちを探し出すことができるのです。イエス当時においては、獄中に向かう途中、使徒たちは皆逃げてしまったのに、先生は獄中において弟子を探したのです。逃げ散っていくのではなく、逆に最も危険な状況下で先生の所に集ってきたのです。


 その時、西側世界を代表する十六カ国の国連軍が協助したので、国連軍が払った犠牲ゆえに、今日アベルの位置を得、西欧文明がアベルの立場になったのです。それで、韓国と、北韓にいた先生のために血を流したという条件のゆえに、西欧文明と自由世界は真の父母の救いを受けることができるようになりました。国連の理想は何かといえば、世界をひとつにするという神の理想に通じます。こうして、生死の境ともいうべき最低の状況から出発した先生の苦難の路程が始まったのです。それで、この過程においては個人として、サタンと神との死ぬか生きるかの闘い、また家庭を中心として死ぬか生きるかの闘い、また種族を中心とした死ぬか生きるかの闘いにおいて、世界的にこのような生死をかけた闘いをしてきたのであります。


 それで、いつもその国の主権者が我々の運動を妨害しようとして、先生は常にそれらと直面してきたのです。彼らはどんな小さな条件でもそれを利用して、先生を投獄しようとしました。そのため監獄にも入りました。機会さえあれば、獄殺までもしようとしたのです。それは北韓の続きのようでした。主権者のだれもが先生の運動に反対し、つぶそうとしました。


 七〇年代に入ると神の摂理は民族的基準、国家的基準となっているので先生は絶対的愛国の位置にあって、政府に最後のメッセージを送りました。しかし、拒否しました。それを受け入れていれば完全にひとつになることができたのです。それで先生はアメリカに渡ったのです。


 その当時、ニクソン大統領は地に落ちていました。先生の話を聞いてニクソン大統領が追放されなかったなら、統一教会を中心としてニクソン政府、アメリカ、韓国と一連の連結をすることができ、西欧文明と国家的基準において完全にひとつとなることができたのです。しかし、ニクソンは先生を利用するだけ利用して放り出してしまおうとしたのです。先生を個人的に見たため、韓国人で何でもない一人の宣教師と思って、天命をもってきたということを知らなかったのです。そのとき、先生の話を聞いていたならば、ウォーターゲートは勝利し、そこから先生を中心として新しい連帯による新しい時代が始まるはずでした。


 その次にフォードが現れましたが、彼は力量不足でした。その次の政権はカーターで、彼は闘いを挑んできました。カーターは就任するや否や先生に宣戦布告をしたのです。ここから悲惨な四年間が始まり、先生は最初から彼の行政に反対しました。先生はカーターが共産世界の道具として選ばれていたことを知っていました。彼は共産主義という神を否定する力に仕えていました。彼の任期中、マスコミ全体が先生は市民の敵であると宣伝し続けたのです。そうなると、全世界の言論界、宗教界、アメリカ全体がひとつとなってレバレンド・ムーンを打ってくるのです。先生はカーターの目標が先生をアメリカから追放し、アメリカでの影響力を消去することであることを知っていました。あって無き者にしようとしたのであります。


 彼の後にくる大統領がレーガンであるとは誰も夢にも思いませんでした。神のみ心を知って、彼の地すべり的な勝利を予言したのは先生だけだったのです。今、レーガン政権を中心としてアメリカをもと返す運動をしています。先生がそうしようとしたら、神様もそうするしかないのです。


 統一主義の時代


 このようにみるとき、レバレンド・ムーンには、キリスト教文化圏が失ったものを探し出すことと、サタン圏内で反対しているアメリカを再び探して立てなければならないという二つの使命があります。あなたたちもそれを協助しなければなりません。まず、何をなすべきかというと、米国国家、キリスト教国家を再び復活させることです。そうすることによって、キリスト教文化圏が滅びないのであります。それからアメリカが滅びない、この二つのことをやっているのです。しかし、裁判問題を通してすべて亡きものにしようとしています。
 目標は、新しいキリスト教の復興と新しい国家的蘇生であり、生き残ることのできる道なのです。その基準が第二次大戦以後に行くべき道であり、世界へ行くことのできる神の道でした。


 その内容を提示したのが、先生がアメリカで行くところの歴史的路程であり、今のこの闘いであります。


 そして、統一主義と神主義のみがアメリカの行くべき唯一の方向であり、それなしにアメリカには何の方向性も展望もありません。先生がカウサ運動を始めた時、人々はそれがアメリカの蘇生にあまりにも有効であることを目の当たりにしました。全世界の既成キリスト教も、統一教会に代わることができないということを人々がはっきりと知るようになる時が近づいていることをみなさんは知らなければなりません。また、全世界の思想、共産思想、民主思想をはるかに上回るものが統一思想です。このような判決が出れば、すべてが新たになってくるのです。


 今まで人々は、この統一主義が果たしてそんなに大きくなるものかどうか興味津々でみていました。彼らは先生の思想を笑い草にし、我々の運動が続かないと思っていました。ところがどうでしょうか。これらのことが広まって、アメリカにおいても国家や教会の死活問題に影響力をもつことのできるような人々がカウサ運動に命がけで取り組む段階に至っているのです。今はよく考えてみると、アメリカにおいては宗教を収拾する道がなく、民主世界をも収拾することができません。経済でもっても収拾できないし、軍隊をもっても収拾できず、アメリカを生かす道がないのです。


 今はそのような立場にいるので、共産主義は解答をもっていると言いながら、アメリカを引っ掛けようとしています。それで、先進国に住んでいる西欧の人々には共産世界の思想と経済を消化する道は絶対にありません。そのことが完全に明らかになって判定が下される時代がくるのです。さらにソ連や中共自体の内部をみたら、どうすることもできない混乱状態にあります。深刻な経済問題をかかえており、自由世界を消化する力はありません。地下の情報からすると二年ももたないようです。そのなかにおいて、お互いが争っているとすればなおめちゃくちゃになります。


 ところが、ムーニーたちはその後で腕を組んで見ているのです。先生は「よし、裁判問題ゴー、何がおこるか見ていなさい」と言っています。今、世論が変わりつつあります。ワシントン・ポスト紙までも、レバレンド・ムーンもそんなに悪い訳ではないなどと書き出しています。ムーニーは完全に地にたたきつけられてなくなってしまったと思っていました。ムーニーはここにいるのにあまりにも大きいので、よく見えないのです。その地から信じ難い成長を遂げて、葉や幹がこんどはすべてをとり囲み始め、今や先生の影響は至る所に及んでいます。それで、世界的に連合を造って連結させなければなりません。統一教会の時代が来たことを知らなければなりません。


 一人で荒野に立つ先生


 そうすると韓国も、全世界に連結させている勝共、統一主義、神主義を中心にする以外に国際的につながる道はありません。今や、最後の三年期間に、韓国の地で自由世界を再創造するのです。このために、今回の韓国での勝共大会があったのです。解放後に国連がありながら、キリスト教文化圏、全自由世界を連結させえなかったことを、再度四〇年目を迎えるこの時に、統一主義を中心に世界をひとつに結んでいこうとすることなのです。わかりますか?


 こうして第二次大戦直後に、再臨主がこの地上にきて、神様の御旨が正常な道を行くはずであったその時代が再び訪れるのです。ひとつにさせるのにおいて、何が一番必要であるかといえば、経済力をもってしてもできないし、科学力、技術力をもってしてもできません。国際共産主義の脅威のもと、自由世界の共通の利益である勝共という唯ひとつの道を通してのみ可能なのです。それで、米国を連結し、日本を連結し、世界を連結するために韓国において、「勝共決起大会」を行なったのです。国民も国家も行く方向を知らないでいます。今回、先生は行くべき道を完全に提示しました。国民と国家に希望と方向を提示しました。先生は方向と希望をもって、国民と国家が行くべき道を提示したのであります。


 それで、国民全体が「レバレンド・ムーンが帰ってくる」と言ったら、政府は勝共大会をしないように反対したのですが、完全に満場となりました。韓国政府は半分だけ協助したのです。レバレンド・ムーンと統一教会に反対したら大変なことであり、また一方、キリスト教があるので、どうすることもできず、その間に立って右往左往していたのです。


 政府はこのような時には、統一教会を受け入れるべきだったのです。そうであったなら、今回の蕩減条件は必要なかったのです。


 韓国自体は四〇年前、即ち解放以後にキリスト教文化圏に組みこまれました。そして、今回は西欧社会、つまりキリスト教文化圏と統一文化圏がひとつになったのであります。そこから世界へ行くことができ、生きる道が生ずるのです。


 それで一九八三年に、一九八三、一九八四、一九八五年の三年を残した一年目に勝共決起大会を行なったのです。これを一年目になさなければなりません。二年目はいつもサタンの攻撃を受けるのです。アベルもそうであり、ノアの息子ハムもそうであり、イサクも、イエスもそうであり、二番目がいつもサタンの侵入を受けるのです。それゆえ、八四年度、二年目になると困るのです。いかなる冒険をしたとしても、行なわなければならなかったのです。一年目に決定的に基盤を固めておかなければなりません。二年目では考えられないほどの統一教会への迫害が来るのです。それで、生命をかけて行なう以外に道はありませんでしたから、先生は神を信じて、誰もが「やってみろ、やってみろ、成功するはずがない」と関心さえもたずに嘲笑するなかで行なったのです。


 このような意味で、二週間以内に全国的に行なおうとしたのです。我々に体育館等大きな会場の使用を許可したのは、その体育館を満たそうとしても、一年間かかっても満場にすることはできないと思って、失敗するのを見て笑おうとしたからです。今回の大会においては、私だけが勝利すると確信していたのであって、ほかには誰ひとりいませんでした。何度も間違いなく勝利すると言ったのです。疑い方があまりにもひどいので、私は出発する前から「大勝利をする」と手帳に書きました。それは条件付きでありました。信じなかったからです。


 大韓民国が信じ、統一教会が信じ、幹部が信じて勝利したならば、これは一大勝利としてすべての道が一度に開かれるのです。先生をみれば、全員が先生を疑って、先生を守る盾とはなっていなかったので、一人だけで荒野に立っていました。だから危険なのです。そこで、先生が指示をし、このような危険を防御する対策を立てました。サタンはすべての不信仰の条件を取って攻撃しようとしたけれども、光州の場合は十一時に始まるはずだったのに、十時半には完全に満場になってしまいました。そのため、集まった人々が会場内に入ることができなくて外に溢れ、悪党たちも入る余地がなかったのです。そのような大会でありました。


 サタンはレバレンド・ムーンを攻撃することができなかったので、仕方なしに二番目の息子を打ったのです。何の話かわかりますか? そのため今回の事件があったのです。私はこの大会を終えずには帰ることができなかったため、お母さんは帰ると言ったのですが、「帰ってはならない」と言って引き留めました。そして、リトル・エンジェルス学校での最後の大会が終わるや否や、空港へ向かったのです。


 「七十二使徒国家が完全にひとつになる」


 それで、その間何をしたかというと、世界の碩学たち、民主世界を代表した七十二カ国の教授たちを呼んだのです。シカゴの科学者大会が終わって、まだ自分たちの家に到着もしていないのに、その内容を説明もしないで、「韓国に行きなさい」と方向を変えたのです。教授にとってクリスマス、年末のその時期は一年間で時間をとるのが一番難しい時です。それらを完全にさておいて神の命令に順応したということは、これは歴史的な事実です。サタンが讒訴することのできない事実です。それは何を意味するかといえば、先生を中心として世界の碩学者たち、知性人たち、その国が、完全にひとつとなったということであります。


 民主世界圏は、統一教会の国家基盤の拡張と共に、世界に民主世界の運勢圏ができて、韓国で完全に接ぎ木されたのです。七十二使徒国家が完全にひとつとなったのであります。だから結局は解放以後に韓国が新しく独立国として出発したように、新しく出発することのできる国家基準が立ったのです。キリスト教文化圏と自由世界のすべての運勢圏を合わせて、七十二カ国の人たちが先生を証すのであって、自分たちの自慢はひとつもなかったのです。そして十二月十八日付で、この学者たちが宣誓決意文を出したのです。宣誓決意文を中心として全部がひとつとなって、主にあって「世界をひとつにしよう」と私たちの誓いの五番を決意し宣誓したのであります。


 興進様の死はすべてをひとつにした


 では、世界がひとつになったでしょうか? なってないでしょうか? (「なりました」)。失われたキリスト教文化圏が、統一教会によって実現されたでしょうか? どうでしょうか? (「実現されました」)四十年前に失ったものを完全に復帰しなければなりません。それが、このような基準においてなされたために、今年の標語を「祖国創建」としたのであります。


 あなたたちは、今まで話を聞いてそれが蕩減復帰を中心として四十年前を蕩減したことに間違いないと思いますか? 間違っているでしょうか? (「間違いありません」)


 今や、この民主世界も、キリスト教世界も、共産世界も、すべてが大転換期に入って来たのです。サタンが反対し、政府が反対し、既成教会が反対し、キリスト教が不信し、統一教会が不信し、幹部が不信し、すべてが不信したのを、どこにいって痛哭するのでしょうか。先生が生命をかけてやる以外にありませんでした。先生が亡くなれば大変なことです。しかし、先生だけは信仰をもって出て行き、勝利しました。


 統一教会の息子、先生の二番目の息子は世界的であります。先生の家庭において生きておられるイエス様と同じ立場なのです。だから、二番目の興進を打ったのです。この興進が亡くなることによって、どうなったかといえば、父と母をひとつにし、父母と統一教会の幹部たちをひとつにし、兄弟たちをひとつにし、統一教会をひとつにし、キリスト教をひとつにし、西欧社会をひとつにすることの条件となったのです。


 病院にいる時、カトリック教会の神父も来て慰めてくれたし、すべての宗教、教授たちが皆この期間を中心として、哀悼の涙を流し、すべてがひとつになったのです。今、「神様会議」に参加している哲学者、神学者らもすべて興進を哀悼したのです。しかし、その犠牲が必要であっただろうか? どうだろうか? 仕方がなく祭物としてこのようなことが起きたのです。


 すべてのものがサタンの讒訴によって分裂してしまうしかなかったのが、祭物を中心として再びひとつの方向に、涙と共に連結されたという、このような事実があることを知らなければなりません。だから、先生はできる限り涙を流さなかったのです。私は涙を流さなかったのです。


 今この時は興進がこの地上に来て、歴史的な深刻な峠を越える時間なのであります。


 偉大なる勝利


 一九八三年、私たちは信じられないほどの犠牲により、歴史的な蕩減を支払いました。そして、一九八四年は二年目ですが、これからは希望的な時代が訪れるのであります。一体となって越えることが、統一教会に希望をもたらすことになるのです。そのために、興進様の死は他のいかなる死よりも偉大なものであります。イエス様は、ユダヤ人の激しい迫害のために死んだが、興進様は、すべてをひとつにするために亡くなったからです。


 今年は、統一教会が創立から三十年になる年です。一九五四年から一九八四年、ちょうど三十年になります。これから二年八カ月ほど残っているこの間に、勝敗を決めなければなりません。


 先生は、あなたたちが知らない蕩減復帰の深刻な歴史を、あなたたちが知らないうちに耐え忍び、そして、曲折の峠を亡びないで生きている先生であることを、皆さんは知らなければなりません。私が、お母様の言う通りに、“行かないで下さい”ということばに従って、韓国に行かなかったらどうなったでしょうか? 興進様は生きたかも知れないが、世界は一切の希望を失っていたことでしょう。先生も死に、一般の統一教会の信者たちも、これから先、共産党にやられる危険性があったということを知らなければなりません。そのために、先生は自由世界を代表し、すべての家庭、国家を代表し、そして、死を覚悟して立ったのです。


 皆さんはこの話を聞いて、興進様が亡くなられたことが、このように価値があると思いますか? 価値がないと思いますか? (「あります」)では、価値がはっきりわかった者は手を上げてみなさい。あなたたちは、興進様の死の価値を確実に知らなければなりません。私たちの興進様は、亡くなる時まで完全な信仰を持って、偉大なる勝利を残していかれたのです。それゆえ彼が成せなかったことを私たちが成さなければなりません。あなたたちは、それを宣誓するのです。あなたたちは、一九八四年の神の日に、神と真の父母の前に決意したのですが、今、このことをはっきりと知り、そして、神の前にもう一度誓わなければなりません。(「アーメン、アーメン、アーメン」)このような歴史的意味を、あなたたちは、先生の話を聞いてはじめて知ったでしょう。もし、このことを知らなかったら、歴史的な謎として、いつまでも批評することができます。“先生の息子はなぜ死んだの?”とか、“神様のお仕事をしているのに、神様は保護しなかったではないか”とか、さまざまな曲折が世界に広まり、「神様は先生の家庭を保護しない」と決めつけ、統一教会の歴史において悲惨な記録として、人々はさまざまにいうのであります。だから、はっきりわからなければなりません。(「はい」)。それで、この話を聞いたあなたたちは幸いですよ。


 神の国の総司令官として


 興進様は亡くなったが、霊界に行ったのです。イエス様はこの地上に来られて霊界に行かれたのですが、真の父母とか、真の家庭、そして氏族、民族、国家を得ることなしに行かれたのです。だから、イエス様は行かれてから再び地上に来なければならなかったのです。そして、行く時、彼に従っていた数多くの人々が縦的に血を流していかなければならなかったのであります。しかし、今回興進様が行かれるにおいては、世界的な基盤を連結させ、国家的な基盤を連結させ、真の父母を中心として、地上に確かな基盤を整えて行かれたので、霊界に行かれても自由に地上に来ることができるのです。わかりますか? 霊界と地上界を自由に行き来することができるのです。イエス様は行かれてからすぐには来られなかったのです。興進様は、歴史以来の若い二世の霊たちを皆引き連れて全世界の至る所におりてくることができるのであります。


 カナン復帰は二世たちがやったでしょう。それゆえ興進様や二世の霊たちもカナン復帰をするのであります。二世の霊たちを引き連れてくるので、一世の霊たちも自然についてくるようになるのです。民主世界の若者たち、ティーン・エイジャーたちは皆サタンによって犯されています。フリーセックスとか、ドラッグで病身になっているのです。しかし、この霊たちが協助することにより、統一教会に入る刷新運動が本格的に始まるのです。


 それで、興進様はカナン復帰の先頭に立ったヨシュアとカレブのような使命を成すのであります。サタンは奪っていって自分は勝利したと言うが、神様はこのような復活の役事でもって、興進様を神の国の総司令官とされるのであります。天使長がアダムとエバと完全に一体となっていればサタンの侵入を受けなかったように、統一教会の皆さんの実体が霊界とひとつになり、興進様と完全にひとつとなれば、ちょうど天使長がアダムとひとつになったのと同じ結果になるのです。そうなると霊界が協助するようになります。今や全霊界が開いて新しい道が開かれたのです。


 皆様も世界中の統一教会のメンバーも懇切に祈り、どうか興進様を“生かしてほしい”と願ったのでありますが、興進様が生きるかわりに統一教会はどうなり、世界はどうなり、先生はどうなるか、はっきり意味を知らなければなりません。私たちは、興進様の霊の中に生まれ変わらなければなりません。何の話かわかりますか? (「はい」)一人がそのようにして霊界に行くことによって、何千万の人たちが復活することができるので、興進様は、霊界において栄光の立場に立たざるを得ないのであります。


 今日出発する前に、私たちはそのような心を持たなければなりません。米国から次は、韓国に連結されなければなりません。西欧社会の心も完全に興進様が持っていかれて、韓国と連結させるのです。縦的に横的に一つに調和させるのであります。今までの歴史時代にない神の国へと道が開かれたのであります。それだから泣いてはいけません。喜びの心で未来の希望の日を待って下さい。「私たちが実践して、あなた様が生きておられる以上の何百倍も解放の日の到来を短縮いたします」。このような心のみが、興進様を見送る者としての心持ちでなければなりません。


 だから、これは歴史的な転換式であるということをあなたたちは実感できますか? (「はい」)。


 今年の神の日にこういうようにして、憂鬱な悲しい顔をして大変だと言っていた人々が先生のお話をわずか一時間ほど聞いたら、みんな復活したのです。あなたたち、復活しました? どうですか? (「復活しました」)「ああ事実を知ってみると、そうだったのか」ということがわかるでしょう。では、アメリカもこれからIOWCをつくって世界をまわってみましょう。アーメンですか? (「はい」)「アーメン」というのは、腹の底からですか? (「はい」)これからは死んでも死にがいがあるでしょう。(「はい」)何も惜しいことがないのです。先生のお話が事実であるならば死んでも惜しいことはありません。


 先生は首を差し出してから長いのです。(先生の)個人時代においても世界的に殺そうとしたり、家庭時代においても世界的に殺そうとしたり、種族時代においても殺そうとし、民族時代においても殺そうとし、世界時代においても殺そうとしたのであります。今我々は自由世界においてナショナルレベルからワールドレベルへ上がっていくのです。アメリカに対して私たちが主体であります。ローマに対してイスラエルの主体がイエスでした。そうですか? どうですか?(「そうです」) 私たちは、「ひとつの言語と、ひとつの文化と…」という私たちの誓いの第五番目の宣誓が絶対必要であることを知らなければなりません。アーメン。(拍手)


 愛勝日の宣布


 今日は歴史的な日であります。皆さんは「天勝日」を知っているでしょう。八年目に愛の道に立つのです。一九七六年十月四日に「天勝日」、それから八年目で「愛勝日」が定められたのです。今まで“神様の勝利した日”はもっていましたが、“神の愛を中心として勝利した日”はもっていませんでした。愛勝日をもってはじめて間接主管圏内に入っていくことができるのです。わかりますか?(「はい」) 間接主管圏を越えて神の直接主管圏内においてはすべての主管は愛の基盤の上になされるのです。


 今までは何かといえば、サタンの死亡圏が愛の領域を支配してきたし、愛の領域を蹂躙してきたのであります。(黒板に書かれる) そのために、愛をかけて、皆地獄に行くのです。フリー・セックスなどは(黒板を指しながら)ここに引っかかるのです。


 しかし、この日から、愛が死亡圏を主管するのです。世界の人々は天国へと入っていきます。どれほど大きな転換式なのかわかりますか? 歴史時代に一度しかない転換式なのです。皆さんがこの時間に参席して、このお話を聞くということは驚くべき事実であります。


 興進様は天の人として死亡圏を勝利したという条件を立てなければなりませんでした。


 父母様が一番悲しい立場、一番悲しむ立場であるのに、体をまともにしていられないほどの立場であるのに、条件を立ててその死を越えることにより神の愛、本性の愛というより強い力に到達することによってこの世が逆転するのです。父と母が生命圏を中心として死亡圏を突破しても残るという、そのような条件を立てるのであります。


 サタン世界の数多くの愛をも顧みないで神の愛にひたることのできるそのような式がなければなりません。これが今朝午前四時、先生とお母様が特別に行った儀式なのです。わかりましたか? それで一九八四年一月三日を「愛勝日」として決めたのです。


 興進様も今や愛の圏内で死んだ息子として送るのであります。わかりますか? 昔、イスラエルの人々は、みな麻で死体をくるみ、イエス様の死体もそうしたでしょう。それを越えるのです。サタンが死亡圏から生きたものとして認めざるを得ない条件をもった愛の圏内の死体として、解放された霊として送るのであります。


 イエス様も死体をめぐって争いがあったでしょう。興進様の場合はそういうことはありません。完全に神の圏内にいるのです。死を征服した人となるのです。わかりますか? だから、イエス・キリストが願っていた以上の、霊界と肉界に対する充分な負債が払われたと感ずるときがきたので、すべての世界史的蕩減路程が終わったことを決めて、「愛勝日」を宣布することができるという驚くべき事実を知らなければなりません。だから、この日を思う時は、興進様の精神を忘れてはなりません。わかりました? では次のことを指示します。


<以下、省略>