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ジム・ロジャース「DMZ開放で朝鮮半島が世界で最も興味深い地域になるだろう」 [神統一韓国シンクタンク2022フォーラム]

ジム・ロジャース「DMZ開放で朝鮮半島が世界で最も興味深い地域になるだろう」 [神統一韓国シンクタンク2022フォーラム]


▲20日、京畿加平清心平和ワールドセンターで開かれた「第3回THINK TANK 2022フォーラム」でジム・ロジャース・ロジャース・ホールディングス会長が基調演説をしている。 加平=イ・ジェムン記者


世界的投資専門家のジム・ロジャース・ロジャース・ホールディングス会長が南北関係進展などでDMZ(非武装地帯)が開かれれば、朝鮮半島が変化のハブになり、世界で最も注目される地域になると予想した。


ロジャース会長は20日、京畿加平清心平和ワールドセンターで天宙平和連合(UPF)とTHINK TANK(シンクタンク)2022フォーラム組織委員会の共同主催で開催された「第3回THINK TANK 2022フォーラム」で「(南北分断の象徴人)DMZが開放されると、朝鮮半島が世界で最も興味深い場所になるだろう」と断言した。彼がこれまで強調した「韓半島待望論」を再確認したのだ。ロジャース会長はそれとともに平和を基盤とした朝鮮半島統一を支持し、必要性を力説した。この日3回目を迎えたフォーラムでロジャース会長の基調演説は、先にマイク・ポンペオ前米国国務長官(1回)マイクフェンス前米副大統領(2回)に続いたものだ。


ロジャース会長は「文鮮明・韓鶴子総裁夫妻が20年前から素敵なビジョンを作った」とし「米国と韓国の政治家たちもできなかったことをしたもの」と評価した。文鮮明総裁は1991年平壌を訪問し、金日成主席と単独会談を持ち、1994年金剛山国際グループを創立した。 1998年に金剛山遊覧船観光事業を推進したのに続き、2000年には北朝鮮に対する人道的支援のために「自動車経済協力1号」として知られる平和自動車を建てた。


ロジャース会長は演説で「朝鮮半島はこれから変化のハブになるだろう」とし「DMZ周辺に港湾と鉄道を結ぶと(朝鮮半島は)観光の中心地となり、交通・物流の要衝地に生まれ変わり、世界の変化をもたらすもの」 」と確言した。彼はこのような見通しの背景を説明しながら「韓国は資本と技術条件が見事で、北朝鮮には労働力と天然資源がある」とし「(二つの条件が)合わさったらどうなるか考えてみよう」と話した。


韓日海底トンネル事案も言及された。ロジャース会長は「韓国と日本が(海底トンネルに)つながれば皆さんが知るすべてが変わることになるだろう」とし「そこにDMZが開かれれば(朝鮮半島は)アジア30億人の生活を変えるハブになる」と再度語った。彼は「中国が周辺国と陸・海上の連結網を構築する一対一路プロジェクトを考慮すると、38度線の自由な往来は朝鮮半島と一対一路の連結につながり、良い機会が注がれるだろう」と説明した。


▲20日、京畿道加平清心平和ワールドセンターで開かれた「第3回THINK TANK 2022フォーラム」で基調演説をしているジム・ロジャース・ロジャースホールディングス会長の裏側に文鮮明・韓鶴子総裁と金日成主席が撮った記念写真が出てきた。 加平=イ・ジェムン記者


朝鮮半島の注目は、世界的低金利基調が終わる時を備えた次元でも必要だとロジャース会長は強調した。彼は「低金利基調はまだ終わったわけではなく、続くと思われる」としながらも「しかし、いつかは(低金利基調が)終わるだろうし、私たちは備える必要がある」と提案した。続いて「米ドルはここ数年間で強勢を見せてきた」とし「(だが)負債状態が高く、ドルは安全な投資先ではない」と主張した。彼は米国ドルに問題が発生すれば他の投資先を悩むことになり、この次元で朝鮮半島が注目されるだろうと観測した。ロジャース会長は「今後(DMZが開かれれば)朝鮮半島に変化があると見る人は私を含めて多い」とし「DMZが開放されれば南北朝鮮は本当に良い相乗効果を出すことができる」と再強調した。


先立ってロジャース会長は今年初め、国内で翻訳・出刊された著書「大転換の時代」を通じて韓国・日本・中国を中心に新たな「お金の流れ」が現れると見込んだ。特に15年後に韓半島が世界で最も熱い場所になるだろうとし、38度線が開かれる時が機会だと話した。彼は「人、物、お金」が自由に移動できるようになれば北朝鮮にも大きな機会が訪れると予測し、朝鮮半島の潜在能力が非常に高いと評価した。


ロジャース会長は1942年、アメリカのアラバマ州で生まれ、エール大学とアメリカのオックスフォード大学で歴史学と哲学・政治・経済学を専攻した。 1964年、世界金融資本の中心である米国ニューヨーク・ウォールストリートに初歩を踏み出した後、1969年ジョージ・ソロスと共にグローバルヘッジファンド投資会社「クォンタム・ファンド」を設立した。この会社を通じて一時10年間で4200%という驚異的な収益率を記録した当事者でもある。 1987年株価が大暴落した「ブラックマンデー」と2000年代初頭、情報技術(IT)企業の株価が墜落したドットコムバブル、2007年にグローバル金融危機を招いたサブプライム住宅ローン事態など主要経済危機を予見した。このような背景のおかげで、彼はウォーレン・バフェット、ソロスと共に「世界3大投資家」と呼ばれる。


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