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鮮鶴平和受賞した「戦場の外科医」-- 伊出身ジーノストラーダ氏逝去

 鮮鶴平和受賞した「戦場の外科医」


医療救護団体「エマージェンシー」設立
紛争地域縫って1100万人の治療
戦争拒否・人類愛の実現に先駆け

▲2017年2月3日、ソウル松坡区ロッテホテルで開かれた第2回先学平和賞授賞式で、世界平和統一家庭連合韓鶴子総裁(左)が受賞者であるジーノストラーダ博士にプラークを伝達し、記念撮影をしている。世界日報資料写真


イタリア人の外科医で、全世界の紛争地域で無償医療活動を広げる国際救護団体「エマージェンシー」を設立したジーノストラーダ博士が去る13日(現地時間)、フランスで死去した。享年73歳。故人は30年近く中東およびアフリカ諸国での献身的な緊急医療救護活動をした功労を認められ、第2回鮮鶴平和賞を受賞するなど、韓国とも縁が深い。


故人の書き込みは娘セシリア・ストラーダのTwitterに投稿記事を介して初めて分かった。以後イマージョン試み「私たちが愛するジーノストラーダ博士が死亡した」と発表した。死亡原因は知られていなかったが、地元メディアは、故人が長年心の問題に苦しんで苦しんだと伝えた。


1948年、イタリア・ミラノ郊外で生まれた故人は、ミラノ州立大学医学部を卒業した後、米国に留学した。米スタンフォード大とピッツバーグ大病院で4年間、心臓と肺移植専門医として働いた。 1988年から赤十字に携わった故人は、パキスタン、エチオピア、アフガニスタン、ソマリア、ジブチ、ボスニアなど内戦が激しい国で医療サービスをした。 1994年、妻、同僚などと一緒に作ったエマージェンシーはルワンダを皮切りに、イラク、アフガン、ウガンダなど19カ国に病院を立て、これまで1100万人を超える人々を治療した。


このような業績を高く評価して鮮鶴平和賞委員会(委員長ホンイルシク前高麗大総長)は、2016年11月故人を第2回鮮鶴平和賞受賞者に選ばれた。鮮鶴平和賞は、世界平和統一家庭連合韓鶴子総裁が真の愛で人類の平和の実現に貢献し、これらを称えて制定した。翌年の2017年2月に韓国で開かれた授賞式に出席した故人は、韓総裁からメダルと賞金50万ドル(約6億ウォン)を受けた後、「難民の粉々に私たちの行動を促している」とし「人類の発展この継続されることをした場合は、戦争の論理を放棄し、同業組合との連帯を実践しなければならない」と国際社会に求めた。


イタリアは哀悼の雰囲気に包まれた。マリオ・ドラギ首相は声明で、「紛争に人間のすべての尊重が消える中でも故人は戦争を拒否して、憲法に基づいた人類愛を発揮し、一生涯を送った」と追悼した。


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世界平和統一家庭連合公式チャンネル
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今年(2017年)3月に韓国のケーブルテレビMBCNETで放映されたドキュメンタリー番組「地球村難民の希望を開く」の日本語版です。
長年にわたって難民問題解決のため尽力し、2月に「第2回鮮鶴平和賞」を受賞したイタリア人医師ジーノ・ストラーダ博士とアフガニスタンの女性教育家サケナ・ヤクービ博士を特集しています。
(MBCNETの許可を得て公開しています)



MBCNETスペシャル「地球村難民の希望を開く」(日本語版)