peace2のブログ

韓国ニュースを中心に紹介しています。

岸田政権、”衆愚政治” の始まりか?!

”衆愚政治” とは:


衆愚政治 (しゅうぐせいじ、 英語: ochlocracy、あるいはmobocracy 、mob rule )とは、古代ギリシアにおいて、失敗した 民主政 を揶揄して用いられた蔑称である 。教養の無い貧民が政治を支配した結果、失政を重ねていくとされた。ポピュリズム, 暴民政治 (ぼうみんせいじ)とも呼ばれる。 有権者 の大半が 知的訓練 を仮に受けていても、適切なリーダーシップが欠如していたり、判断力が不十分な人間に参政権が付与されている状況。 その愚かさゆえに互いに譲り合い(互譲)や合意形成ができず、政策が停滞してしまったり、愚かな政策が実行される状況を指す。 また 有権者 がおのおのの エゴイズム を追求して 意思 決定する 政治 状況を指す。

概要

プラトンやアリストテレス、ローマの歴史家ポリビオスらは前5~前4世紀のアテナイの徹底した民主政治を、教養の無い貧民が政治を支配した結果として失政を重ねたものとした[1]。仮に有権者がその社会において尊敬されるに十分とされる政治的な教養を受けていたとしても、コミュニティに適切な指導者(リーダーシップ)が欠如している状況を指す。また互譲(譲り合い)や合意形成に失敗し、政策が停滞したり愚かな政策が実行される状況を指す。この場合、各々が積極的利益を追求した結果としてのみ衆愚政治に陥るわけでなく、例えば偏見からくる信念や恐怖からの逃避、困難や不快さの回避や意図的な無視、他人まかせの機会主義、課題の先延ばしなどによって合理的な意思形成に失敗する政治状況を指す。


社会的判断力が不十分な多くの市民が意思決定に参加することで議論が停滞したり、扇動者の詭弁に誘導されて意思形成を行い、合理的ではない政策執行に至る場合がある。また知的訓練を受けた僭主による利益誘導や、地縁・血縁からくる心理的な同調、刹那的で深い考えに基づかない怒りや恐怖、嫉妬、見せかけの正しさや大義、あるいは利己的な欲求などさまざまな誘引に導かれ意思決定を行うことで、コミュニティ全体が不利益を被る政治状況を指す。また場の空気を忖度することで構成員の誰もが望んでいないことや、誰もが不可能だと考えていることに合意することがある。


大衆論の見地によれば、大衆を構成する個々の人格の高潔さや知性にも拘らず総体としての大衆は群集性(衆愚性)を示現する可能性がある。衆議を尽くすことでしばしば最悪のタイミングで最悪の選択を合意することがあり、リーダーシップ論や意思決定における「合意」の難しさは重要な論点となる。近代民主主義制度においては意思形成(人民公会)と意思決定(執政権)を分離することでこの問題を回避しようとするが、独裁と民主的統制の均衡において十分に機能しないことがある。


【関連記事】