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「週刊現代」に掲載された〝み言批判〟の虚偽【反論2】 ――文鮮明師の思想は〝反日〟ではない

真の父母様宣布文サイトより週刊現代への【反論2】です。

「週刊現代」に掲載された〝み言批判〟の虚偽【反論2】 ――文鮮明師の思想は〝反日〟ではない | 真の父母様宣布文サイト

(1)「日本の女性は嘘が上手」「日本の女は寝床に這いつくばる」という批判への反論

 2022年11月19・26日合併号の「週刊現代」の批判記事は、膨大な量に及ぶマルスム選集の中から一部の言葉を取り出して、「日本の女性は嘘が上手」(「週刊現代」169ページ)とか、「日本の女は寝床に這いつくばる」(同)と言って、文師がまるで日本人女性をさげすんでいるかのように述べます。しかし、この批判は「日本にいた頃は苦労した」(同)とあるように、文師が日本留学時代を〝回顧〟して語っているのを無視しています。

 文師は留学時、日本人女性から誘惑されたと次のように語っています。

 「学生時代、日本にいるとき、数多くの女に誘惑されたことがある。先生が寝る部屋に、たくさんの女が飛び込んで『助けてくれ』と叫び声をあげた。先生は『それはいけない』と諭した」(マルスム選集239-152)とあるように、日本人女性が「助けてくれ」と〝嘘〟を付いて誘惑してきた特殊な事例について語っているものなのです。

 マルスム選集を見ると、文師は「日本の女性たちを見たら、天から100パーセント霊的な指導を受けています。(他の国の人は)信仰において日本に負けているのです」(マルスム選集271-248)と述べ、さらに「日本の女性がいかに端正で優しいですか。夫が(家に)帰ってくれば、ふすまを開けて『おかえりなさい』と迎えます。(だから)女性といえば、日本人女性(が素晴らしい)と世界でうわさされているのです」(マルスム選集193-181~182)と語り、文師は日本人女性を高く評価しています。「週刊現代」は一部の言葉だけをとり上げており、その批判は、文師の話(み言)の流れを無視し、全体の文脈(コンテクスト)の意図を汲み取っていない、悪意を持った批判にほかなりません。


(2)「西郷隆盛は韓国人」という発言について

 「週刊現代」の批判記事は、膨大な量に及ぶマルスム選集の中から「西郷隆盛のような人も九州人だったので韓国人だったんです。……彼らの先祖が韓国と大陸につながっていたからです」(「週刊現代」170ページ)という一部のみ言を引用しています。西郷隆盛は鹿児島市の加治屋町の出身であり、その隣町は高麗町でした。磯田道史著『素顔の西郷隆盛』には、「下加治屋町方限と言えば、西郷家からわずか二町(約二百二十メートル)のところに大久保次右衛門(利通の父)の家があり……大久保(利通)は子供の頃からその怜悧なことで知られていました。一を聞いて十を理解するような頭のよさで知られ、西郷家とは親同士も仲が良かった……これほど狭い場所から二人も賢い子供が生まれた」(20ページ)とあります。ところで、「高麗町という町名は、島津義弘が慶長の役で連れてきた高麗人達をこの地に住まわせた事に由来する」(Wikipedia「高麗町」より)とあるように、韓国人たちが住んでいた地域です。西郷隆盛の加治屋町は、前掲書にあるように数百メートル圏内にある近い場所でした。「西郷家は、元禄の初め頃に西郷九兵衛が島津家に仕えたのが始まり」(磯田道史著『素顔の西郷隆盛』11ページ)と言われており、高麗町と深い縁があるのです。文師は日本史に対して造詣が深く、そのような裏付けに基づいて「西郷隆盛は韓国人」と語っているものと言えます。

 文師は、日本と韓国が和合して一つになることを願っており、日韓トンネルを推進することも、日韓祝福結婚を挙行してきたことも、日本と韓国の一体化を願うゆえのことです。この日本と韓国が一つであるという前提に立ち、〝親しみを込めて〟こう語っていると言えるのです。事実、日本人と韓国人は、ルーツをたどればDNAが深くつながっており、日本列島の先住民である〝縄文人〟と韓半島から渡ってきた〝弥生人〟が混血を繰り返して現在の日本人になったといわれています(参照:2012年11月1日「日本経済新聞」)。


(3)「対馬は韓国の領土」「対馬に移住せよ」の発言について

 「週刊現代」の批判記事は、膨大な量に及ぶマルスム選集の中から「対馬は韓国の領土」(「週刊現代」169ページ)、「対馬に移住せよ」「対馬に朝鮮総連と民団が移住すれば、自動的に韓国と連結される」(同171ページ)という一部のみ言を引用しています。

 ところで文師は次のように語っています。「対馬はどこにありますか。日本と韓国の間にありますが、私は釜山にある国連軍の墓地を対馬に移そうと考えています。今後……祖国光復の、人類の先祖の墓をつくる場所になる……その園で、私たちの息子・娘も、これ以上の忠臣になって埋められなさいと教育するのです」(マルスム選集602-47)

 対馬は、かつて「ロシア軍艦対馬占領事件」(1861年3月14日)が起こった場所で、軍事的に見ても要衝となる場所です。今、中国は台湾を狙っており、日本にとって脅威となっています。もし台湾有事が起これば、沖縄の米軍基地も危険にさらされるでしょう。そう考えると対馬は重要であり、そこに国連軍の墓地があれば、その地に対し全世界は関心を向け、注目し得る場所となります。そのような見地から、文師は、日本と韓国の平和を構築するための観点からこのように述べていると言えるのです。これは、どこまでも日本の国を守るためであり、対馬が日本なのか、韓国なのか、という〝了見が狭い〟観点ではありません。事実、文師は日韓トンネルの建設を提唱しており、日本と韓国の両国が一つに結ばれるとき、対馬は地理的に避けて通れない重要拠点の場所になります。日本と韓国が一つに結ばれるなら、対馬をめぐって争い合うことはなくなると言えるのです。

 また、地理学的に見たとき、文師は「地形(地理学)的に対馬自体が韓国に入っています。対馬に地震が起きますか、起きませんか。……地震が起きないのです。なぜそうなのでしょうか。……(地理学的に大陸側の)壁になっているので、(対馬は)津波が来ても一か所も沈みません」(マルスム選集488-159)

 このような地理学的な観点から、こう語っているのです。それはまた、朝鮮総聯と民団が一つになって韓半島に戻っていくとき、対馬は〝中継点〟となりうるのであり、日本の国の将来や、朝鮮総聯と民団の安寧を考慮して語っているといえます。

 文師は、前述したとおり「日本人以上に日本を愛した」と語っており、日本の共産化を阻止するために家庭連合の友好団体「国際勝共連合」の創設を提唱。そのために全力投球・実践躬行し、日本の将来の繁栄について心血を注いできたのです。

 結局、「週刊現代」のこれらの記事は、左翼勢力が、保守派と家庭連合および勝共連合との〝分断作戦〟を謀るために、文師の語った一部の文言だけを抜き取って、文師や家庭連合(旧統一教会)を貶めようとするものであると言わざるを得ません。




「週刊現代」による反日批判の〝虚偽〟