仔羊さん記事「お父様までも堕落の血統」、非原理集団は黙って見過ごすのか?
ほふられた仔羊さんが論拠とするところは【言葉のマジック】ともいうべきものです。その一つは、前後の文章を隠蔽した短い【切り出し文】です。今回は赤天聖経からは数行にしかならないものでした(以下)。
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(一)御言葉〔A〕から
きょうは(※2)の考察です〔(※1)の考察は前回〕
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(1)御言葉〔A〕
〔A〕赤・平和経 第七篇 3.
(※2)悪魔と血縁関係を結んで堕落した偽りの父母となり、人類に偽りの愛、偽りの生命、偽りの血統を引き継がせたことです。
(2)(※2)の【要約】
➁ 文師とエバは(※2)偽りの父母となり、偽りの愛、偽りの生命、偽りの血統を人類に引き継がせた
実際の赤天聖経の一部引用(以下)を見れば、仔羊さんが引用した一文は【赤太字】ですが、前部分は人間始祖アダム・エバの堕落故の結果が書かれており、その【赤太字】に続く一文は、『私が天の召命を受けた十六歳(数え)の時から十年間、正にこの問題の解決のために、頼る所のない孤独な身で真理を探究した結果が、今日、「統一原理」、「神主義」、または「頭翼思想」と呼ぶ新しい真理です。』とお父様が解かれた「新しい真理」について語られたものでした。
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3.平和世界建設の主役になろう
日付:一九九二年八月二十四日
場所:韓国、ソウル、リトルエンジヱルス芸術会館
行事:第一回「世界文化体育大典」合同祝賀晩餐会
アダムとエバの堕落による闘争歴史
皆様も既によく御存じのように、私は、日本が韓半島を占領していた一九三〇年代の半ば、十六歳(数え)の時に天からイエスキリストを通して宗教的召命を受けて以来、今年七十三歳になるまで、一瞬たりとも天のみ旨、すなわち天命を忘れて暮らしたことはありません。
私は日帝植民地下で青少年期と青年期を送り、弱小民族の悲劇と苦痛、その悲しみがいかなるものであるかを骨身にしみて体験した人間です。その上、全人類の親であられる神様の心情とそのみ旨をくむ者として、強大国が弱小国を踏みにじる凄惨な状況と第二次世界大戦による殺戮の現場を目撃しながら感じた、その悲しみと苦痛は筆舌に尽くすことができないものでした。
不幸なことが重なり、韓半島は第二次世界大戦が終わった直後、南北に分断され、六・二五動乱が勃発し、同族が相争い、命を奪い合う戦争に、全世界が左右に分かれて参戦し、闘うという悲劇を経験しました。私は、このような悲劇的な歴史の現場を直接目撃しながら、平和世界を失った神様と人類の苦痛と悲しみを、骨の髄まで体恤せざるを得ませんでした。
創世以来、カインがアベルを殺害する兄弟間の闘争の現場を見守り続けなければならなかった、天のお父様の心情はいかばかりだったでしょうか。有史以来、この地球上で起こったすベての戦争は、本質的に兄弟間の闘争なのです。聖書はこれを、エデンの園から追放されたのちに起こったカインとアベルの殺害事件として教えています。
それでは、なぜこのような兄弟間の闘争が、家庭、氏族、民族、国家、世界の次元で絶え間なく繰り返されてきたのでしょうか。それは正に、カインとアベルの父母であるアダムとエバの犯罪に由来しているのです。
アダムとエバは、神様の創造理想を実現すべき人類の始祖として、すべての男性と女性を代表する立場に立てられた存在でした。彼らが神様の戒めを破ることによって、将来生まれる全人類の始祖である善の真の父母の位置を喪失し、堕落した偽りの父母となった罪悪こそが、人類社会のすべての犯罪と不幸の根本である原罪となったのです。
人間始祖の原罪とは、アダムとエバが神様の戒めを破り、不倫な淫乱の罪を犯すことによって、悪魔と血縁関係を結んで堕落した偽りの父母となり、人類に偽りの愛、偽りの生命、偽りの血統を引き継がせたことです。したがって人類は、再び真の父母に出会い、生まれ変わることによって、この原罪を脱ぐための真理と方法を探し出し、それを実践せずしては、罪悪と闘争にあふれるこの世界から抜け出すことができないのです。
世界文化体育大典は神様に捧げる神聖な式典
私が天の召命を受けた十六歳(数え)の時から十年間、正にこの問題の解決のために、頼る所のない孤独な身で真理を探究した結果が、今日、「統一原理」、「神主義」、または「頭翼思想」と呼ぶ新しい真理です。
私は、この真理を一九四五年八月十五日、韓国が日帝から解放されたときに、初めてこの地上に発表し始めました。私は、この真理を発表したために、これまで途方もない迫害と非難を甘受しなければならなかったのです。
私が生涯にわたり六度も投獄された事実を思い起こしてみてください。皆様は、その非難と迫害の度合いがどれほどのものだったかを推し量るすべもないでしょう。「統一原理」を発表してから四十七年目になる今年、開催される第一回「世界文化体育大典」は、これまで神様と人類の解放と平和世界の具現のために、独りで種を蒔き育ててきた私のすべての実績を満天下に現し、神様にお捧げする神聖な式典なのです。
私が生涯をかけて尽力してきたすベての内容は、父母なる神様のみ前に世界人類は一つの兄弟姉妹であり、一つの家族であることを確認するものです。人種や民族、国境を超越して、人類は父母であられる神様を中心とした家族なのです。
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次に、ほふられた仔羊さんの第二の【言葉のマジック】は、「言い換え」や「注釈の挿入」によるみ言の歪曲解釈・改ざんです。以下も【赤太字】が仔羊さん記事からの事例です。これを読めば、【文総裁=堕落アダム】だというのが、仔羊さん記事の主張だということが理解できます。
(注1:〔G〕の「アダム」「先祖」とは文師のことです。そうすれば、御言葉の一字一句が文脈全体の論理性と完全な一致します。)
(注2:〔G〕に類似する御言葉は無数に存在しています)
御言葉〔G〕
天聖経 真の神様 第四章 一 2.
では、神様にとって悔しいことは何でしょうか。偽りの血筋を受け継ぐことです。偽りの血統を皆さんは受け継ぎました(伝授された)。起源はサタンです。サタンという存在は被造物をすべて滅ぼすことを願っています。そのような宇宙、そのような所有権、そのような血筋が皆さんにつながっているのです。見て、考えて、においをかいで、話し、触る、五感のすべての根がサタン側にあります。皆さんの先祖(文師)はとても悪い父母の実です。そのようなものを神様が救おうというのですから、神様は本当にかわいそうです。アダムとエバを片づけてしまって、アダムとエバを再び造ることができないのはなぜでしょうか。造ることはできても、本来、永遠の真の愛を中心として永遠の因縁で造ったがゆえに、そうできないのです。(216-36,1991.3.3)
神様の悲惨さ、悔しい立場に立っておられるということを皆さんは知らなければなりません。「私が(文師を)造らなかったならば、あのようにはならなかったものを。愛を求めて栄光の天国を願ったことがこのようになるとは」と言われるのです。なぜでしょうか。(文師が)悪魔の血肉を受けたからです。悪魔の愛が注がれ、悪魔の生命、悪魔の血統がそこにあるので、これを取り除かなければ神様が所有することができないのですが、それを取り除けば死んでしまいます。ですから、そこ(文師に)に徐々に新しい血管と生命と愛を注入して第二の創造物、救援物として神様のような代身者を探して立てなければならないのです。その怨讐を愛してやらなければなりません。その怨讐を我慢して愛さなければならないのです。とんでもないことです、全く。(212-42,1991.1.1)
さて、家庭連合には”お父様に原罪有り”で厳しい目を向けられる非原理集団(郭グループ、サンクチュアリ)の方々ですが、この仔羊さん記事にはスルーされるのですか?
【関連過去記事】
子羊さんのブログ右には「777」の数字が並んでいます。統一教会で「777」といえばすぐに思い浮かぶのが「スリーセブン(777組祝福家庭、1970年)」ですが、わたしの問いに対して彼はハッキリと「スリーセブン」ではないと応えていました。したがって、元1800双か6000双、6500双以降の方でしょうか? あるいは、原理の理解度から見れば幼稚そのもので未祝福者の可能性も否めません。
その彼の過去ブログでは黙示録の言葉一つ一つを暗号解読のようにして記事をUPしていました。それと同様にお父様のみ言を彼独自の「暗号解読表」に当てはめては、彼の「注釈解釈無し」にはどれ一つとしてその結論にたどり着くことが出来ない記事をUPし続けています。
彼の主張する「お母様は洗礼ヨハネの使命者」だ、というお父様のみ言はどこにも存在しません!!
私からは何度となくそれの有無の確認をしていましたが、それに対しては何一つの回答はありませんでした。
茶太字は、自称ルポライタイーtomy4509がコメントで指摘した引用部分です。私からの指摘した部分を続けて読めば子羊さんの【注釈付き】解釈「エバ=お母様」は消失してしまいます。ほか、【注釈付き】解釈「エバ=お母様」も絶対的なものとは言えません。子羊さんの暗号解読表も絶対的なものではないということです。一つの言葉、特には「エバ=お母様」に限定して全てを読むことなど出来ません。
先ずもって、「お母様が洗礼ヨハネの使命者」だというお父様のみ言が存在しませんし、1990年前後まではお父様の後ろからついて来られたお方がお母様でした。「先駆けて主の道を正していくのが洗礼ヨハネの使命」でしたが、逆にはお父様がお母様の道をも開拓してこられた、というのが事実です。エバの再創造とはこういうことではないでしょうか?
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